スケールを覚えるのは大変なり!?
「Cメジャーのスケールを覚えたぞ!」
「あれ、、、まだ11個もキーがある!?」
大変ですよね。ひとつのキーのスケールを覚えたとしても、まだ11個もある。 また、マイナーキーもあわせると更に倍の数を覚えないといけません。 音楽を挫折するひとつの要因かなって思います。
そこで、ひとつのヒントやきっかけとして「まずはコードトーンを把握しよう」という 事をオススメいたします。
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例えば、
「Cmaj7」のコードトーンは「C,E,G,B」
になります。
「キーC」のスケールは「C,D,E,F,G,A,B」
コードトーンとスケールを比べてみてください。コードトーンを把握すれば
残った音の数は3つだけ。残り3つは後から覚えれば良い事になります。
「キーCのスケール」で言えば残りは「D,F,A」だけ。
少しだけ気持ちが楽になりませんか。
更に、コードトーンはジャズにおいて非常に大切な音で、アドリブにはかかせない
ものです。
スケールライクに弾くよりも、コードトーンだけでアドリブをする方が、グッと
ジャズらしいラインになります。
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上記に関して、方法論や練習方法などいろんな考えがあると思います。
私が以前、スケールでいきずまった時に師匠から上記のヒントを貰って、かなり精神的に楽になり、
比較的楽にスケールを覚えるきっかけになりました。
「コードトーン」のみで弾くだけでコード進行を体感出来て耳も良くなったのを覚えています。
以上、参考になれば幸いです。
最後まで見ていただき、ありがとうございました!